コラム

2020年4月21日 心臓病をお持ちのみなさんを私たちは最大限守ります(2)

令和247日、緊急事態宣言が発令され,16日には東京を含13都道府県が「特定警戒都道府県」と位置づけられました。そして,緊急事態宣言から2週間が経ちました。先はまだ見えません。

私たち,医療法人社団健心会は,現在も心臓病をお持ちのみなさんに迅速で適切な医療を提供するために地域の救急医療機関(2次救急)として医療体制を守り続けています。ただ,新型コロナウイルス感染症(COVID-19に関係する諸々の制限の影響を受け,強い使命感と緊張感から医療スタッフには疲労の色が見え始めています。

 

心臓病をお持ちのみなさんを最大限守るべく,当初掲げた以下の2つの指針は今も変わりありません。

 

①新型コロナウイルスに罹患させない環境を整える

心臓病をお持ちのみなさんが安心していつでも診療を受けられるよう態勢を整える

 

現在は,待合室での感染の危険を回避するため,病状の安定している方の「電話等による診療体制(電話再診)」も進み,急な胸部(心臓病の)症状のある方への検査,治療,入院の医療態勢は守られています。感染予防策につきましても,最新の情報を踏まえ,現状でできる限りの対策を取っています。

私たち,医療法人社団健心会は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の混乱が終息するその日まで,心臓病をお持ちのみなさんが安心して,必要な時に十分な医療を受けられる態勢を守り続けます。今後,幾多の困難も予想されますが,医療という未来を照らす希望の灯りを絶やさずにありたいと切に願っています。
 
第一稿 令和2年4月21日
 
医療法人社団 健心会 理事長 幡芳樹